瑞巌寺(ずいがんじ)
宮城県松島町にあります。松島寺とも呼ばれます。
松島と言えば日本三景の一つであり、松島湾の五大堂や大小200以上の島々からなる風景が観光客の目を楽しませてくれます。
瑞巌寺の創建は平安時代の初めまでさかのぼります。
828年(天長5年)に比叡山延暦寺からやってきた慈覚大師円仁によって建立され、当初は延福寺と命名されました。
その後、平泉を拠点に東北地方で勢力をほこった奥州藤原氏の保護を受けました。
戦国時代には衰退した時期もありましたが、江戸時代になると仙台藩主である伊達政宗の造営事業により、仙台藩で随一の規模をほこる大寺院となりました。
現在は臨済宗妙心寺派に属し、本堂などの建物が国宝に指定されています。
また、瑞巌寺宝物館「青龍殿」には伊達政宗甲胄像(かっちゅうぞう)などの貴重な文化財が多数展示されています。
正月三が日の初詣の時期などには、宮城県内の仙台市をはじめ東北各地からはもちろん、関東地方などからも多数の参拝客がお参りに訪れています。
アクセス
電車
JR仙石線「松島海岸駅」下車、徒歩5分
JR東北本線「松島駅」下車、徒歩20分
〒981-0213 宮城県松島町松島字町内91
TEL 022-354-2023